今回は、COD BOCWに登場するスコアストリークの効果と、私がオススメするスコアストリークを紹介していきたい。
今作に登場するスコアストリーク(通称スコスト)には、それぞれ魅力的な効果を持っており、どれを持っていけばよいか迷っているプレイヤーも多いのでは?
今回は、マルチプレイで全スコアストリークを使って感じたオススメ度をまとめてみたので、是非参考にしてほしい。オススメ度は★で表し、★3つを最高評価としている。
- ◆スコアストリークとは
- ◆スコアストリークの紹介
- コンバットボウ(必要スコア:500) 【オススメ度:★】
- RC-XD(必要スコア:800) 【オススメ度:★★★】
- 偵察機(必要スコア:1000) 【オススメ度:★★★】
- カウンター偵察機(必要スコア:1400) 【オススメ度:★★★】
- 火炎放射器(必要スコア:1500) 【オススメ度:★】
- アーマー(必要スコア:1600) 【オススメ度:★】
- セントリーターレット(必要スコア:1800) 【オススメ度:★★】
- ケアパッケージ(必要スコア:2000) 【オススメ度:★】
- デスマシーン(必要スコア:2200) 【オススメ度:★★★】
- エアパトロール(必要スコア:2400) 【オススメ度:★★】
- ナパーム爆撃(必要スコア:2500) 【オススメ度:★★】
- ハンドキャノン(必要スコア:2800) 【オススメ度:★★】
- 砲撃(必要スコア:3000) 【オススメ度:★★】
- 巡航ミサイル(必要スコア:3500) 【オススメ度:★★★】
- 戦闘ヘリ(必要スコア:3800) 【オススメ度:★★】
- ウォーマシーン(必要スコア:4000) 【オススメ度:★★★】
- 機銃掃射(必要スコア:5000) 【オススメ度:★】
- H.A.R.P.(必要スコア:6000) 【オススメ度:★★】
- V.T.O.L.エスコート(必要スコア:6200) 【オススメ度:★★★】
- ヘリガンナー 【オススメ度:★】
- ガンシップ(必要スコア:10000) 【オススメ度:★】
- ◆スコアストリークの構成案
- ◆まとめ
◆スコアストリークとは
敵を倒したり、ポイントを確保したりすることで手に入るスコアが一定値まで溜まると使えるようになる特殊兵器のこと。索敵や妨害などの支援系から、爆撃やグレネードなどの攻撃系まで幅広く用意されており、その数は全部で17種類と豊富にある。
また、今作では倒れてもスコアリセットされなくなり、代わりに必要スコアが全体的に上がっている。これにより、連続で敵を倒すのが難しい初心者でも、必ず1試合に1つはスコアストリークを出すことができるようになった。
さらに、連続で敵を倒すと、倒した人数分ボーナススコアが入るようになった。そのため、敵を倒し続ければ高スコアストリークをより出しやすくなる。
…これが過去作の経験者からすると非常に厄介な仕様なのだが…それは本記事とは関係ないので特に書きません…
◆スコアストリークの紹介
コンバットボウ(必要スコア:500) 【オススメ度:★】
一定時間火矢を使用できるようになる。火矢に直接射抜かれた敵は1発ダウン、周囲のプレイヤーには爆発ダメージと、しばらくの間体力がどんどん減っていく異常を与える。クールダウン時間は120秒。
1発で倒すには相応のエイム力が必要になり、爆破後の炎上ダメージもそこまで大したものではない。このためだけにわざわざスコスト枠を割くのも勿体ないため、採用優先度は低い。
RC-XD(必要スコア:800) 【オススメ度:★★★】
BOシリーズではお馴染みのラジコン爆弾。プレイヤー自身がラジコンを操作し、敵の近くまで移動して起爆させることで、周囲に大爆発を起こす。クールダウン時間は90秒。
必要スコアが低いにも関わらず、爆破範囲が広く、パーク「フラッグジャケット」を付けている敵でさえも1発で倒せる高火力を持つ。室内に籠る敵には特に強力で、小さな部屋なら籠っている敵全員をまとめて吹っ飛ばせてしまう。
更にラジコン自体の機動力がかなり高く、ダッシュからジャンプまでできてしまう。
ラジコンは1発でも弾が当たると壊れるほどに脆いが、壊された時もその場で爆発するため、敵が自分自身で起爆して自滅する、なんてことにもなりがち。
低スコアストリークの中ではかなりオススメできる。
偵察機(必要スコア:1000) 【オススメ度:★★★】
お馴染み偵察機。別名UAV。一定時間、「偵察機」を出した本人とチームメンバーのミニマップに、敵プレイヤーの居場所を映す。味方が同時に複数個呼び出せば、その分表示間隔が短くなる。効果時間は30秒。クールダウン時間は90秒。
敵の居場所がわかるのは超有利。敵チームの動きや、警戒すべきポイントが一目瞭然なので、一歩的に敵を倒すことが可能だ。初心者から上級者までオススメできるスコストである。
ただし、ゴーストを装備している敵は表示されないので過信は禁物だ。
カウンター偵察機(必要スコア:1400) 【オススメ度:★★★】
別名カウンターUAV。展開中は敵のミニマップを完全に使えなくする。効果時間は20秒。リチャージ時間は90秒。
上級者になればなるほど、ミニマップから得る情報量は膨大だ。それらをすべて封じるということは単純に強い。
また、敵が「偵察機」や「H.A.R.P.」等の索敵系ストリークを出してきた際に、それらを完全に封じてしまうのも評価できる。サプレッサー無し武器を使っているなら、偵察機の代わりにこちらを入れるのも十分選択肢になる。
火炎放射器(必要スコア:1500) 【オススメ度:★】
炎を出すいわゆる普通の火炎放射機。射撃ボタンを押して炎を出して攻撃する。リチャージ時間は90秒。
必要スコア数が少ない点と、パーク「フラッグジャケット」を装備していないプレイヤーに対しては一気に大ダメージを与えられる点は評価できる。フラッグジャケットを付けていないなら、炎が1発当たるだけで直撃ダメージ+燃焼ダメージにより体力最大でもキルできるので超強力。
が、それ以外は正直かなり弱く、総じて使えるスコストではない。
まず射程距離が短い。しかも炎をしばらく出し続けることでどんどん射程が伸びていくタイプなので、ちょっとでも距離が離れていると敵に炎が着弾するまで時間がかかる。
次にマガジンサイズの小ささ。30発分しかないので、ちょっとでも炎を出し続ければすぐにマガジン切れ(燃料切れ?)してしまうため、持続力は皆無だ。
最後にパーク「フラッグジャケット」を付けているプレイヤーには4、5発ほど炎を当てないと倒れてくれないため、TTKが飛んでも無いくらい遅い点だ。「フラッグジャケット」は大体のプレイヤーが当たり前に付けているパークなので、せっかく火炎放射器を出してもみんな耐性を持っており、逆にこっちがやられてしまう事態になりがちだ。
アーマー(必要スコア:1600) 【オススメ度:★】
装備すると、100ダメージ弱くらいを吸収してくれるアーマーを装備する。アーマー自体は回復せず、傷ついたら修復不能だ。クールダウン時間は60秒。
一時的に体力が1.5倍くらいになるため、正面からの撃ち合いにはまず負けなくなる。
ただしそれもたった1戦分くらいしか効果がない。アーマーは修復しないので、2戦目以降はいつも通りの撃ち合いに戻ってしまう。
それで必要スコアが1600はかなりぼったくっている。採用する必要はないだろう。
セントリーターレット(必要スコア:1800) 【オススメ度:★★】
地面に設置すると、設置した方向を中心に120度~150度くらいまでの範囲を偵察し、捕らえた敵を自動で攻撃するオートターレットを設置する。射程距離はかなり長く、かつ正確。威力もそこそこで、体力最大でも4、5発で倒すことが可能だ。クールダウン時間は60秒。
ハードポイントやドミネなどのオブジェクトルールでは採用の余地がある。遮蔽物の少ない通路をカバーするように設定すれば、敵はその通路を通って攻め込むことが難しくなるため、その間にポイント確保が狙える。
ただし、耐久値は低く、グレネードの爆撃では2発、近接の殴り攻撃2発で壊れてしまうほど。真横や後ろから接近されたら簡単に壊されてしまうので、置く場所には注意が必要だ。
敵を倒すことよりも、敵の進行を妨害するためのスコストとして考えよう。
ケアパッケージ(必要スコア:2000) 【オススメ度:★】
マーカーを設置すると、その場所にスコストが入った箱が落ちてくる。中身はランダムで、何が手に入るか、ケアパケの箱を目の前にするまでわからない。パーク「エンジニア」を装備していれば、1回だけ抽選をやり直すことが可能だ。クールダウン時間は90秒。
運が良ければ、「戦闘ヘリ」や「V.T.O.L.エスコート」などの高スコアストリークが手に入る。さすがに「ヘリガンナー」や「ガンシップ」のような超強力なスコストはそうそう出ないので、そのあたりを期待するのはやめた方がよい。
このスコストには注意点が5つもある。これが原因でオススメできないスコストとなっている。
1つ目は、マーカー設置からケアパケが来るまで、約10秒のタイムラグがあることだ。オブジェクトルールのような、ポイント確保時間が1分1秒を争うルールでは、10秒もその場から動けないというのはかなり痛い。
2つ目は、落下してくるケアパケの箱にはダメージ判定があるということ。敵、ないしは自分自身がケアパケの落下地点にいると、箱に当たって1発ダウンだ。そんなことはほど無いが、一応注意しておいてほしい。
3つ目は、敵もケアパケ内のスコストを入手できるということ。せっかく呼び出したのに、敵に横取りされたら大損だ。スコストを獲得するまではなんとしても守りきらないといけないのが地味に辛い。
4つ目は、室外でしか要請できないということ。さらに室外で要請しても、場所が悪ければ屋根などにひっかかり、獲得できないということもあり得る。
最後に、ケアパケの輸送ヘリは敵が撃墜可能ということ。輸送ヘリが現れてからケアパケを落とすまでかなり時間がかかるので、その間にランチャーで撃墜されればスコストを獲得することができない。
デスマシーン(必要スコア:2200) 【オススメ度:★★★】
200発のマガジンサイズを持つ機関銃を取り出す。R2を押すと、約0.5秒のチャージ時間後、高レートで弾を発射する。L2を押せば、同じく0.5秒ほどのチャージを実施して発射体制を整え、その後はチャージ不要で弾を出すことができる。チャージするリチャージ時間は90秒。
弾の威力は非常に高く、距離を問わず3,4発当てるだけで倒すことが可能だ。ファイアレートも非常に高く、反動も僅かのため、「デスマシーン」を相手に正面から戦ってもまず撃ち勝てない。これで必要スコアが2200と非常に小さいため、非常に強力だ。
注意してほしいのは以下の3つ。
- 発射までに約0.5秒という比較的長めなチャージ時間があること
- L2を押して構えている時、周囲に非常に大きな音を発すること
- 移動速度がLMGレベルで遅く、また伏せ撃ちができないこと
正面の撃ち合いに強いとはいっても、チャージ時間中に撃たれてしまっては勝ち目はない。L2を押して発射準備を整えても、大きな音が出て周囲に自分の存在をアピールしてしまうため、投げ物を投げ込まれたり、背後から攻撃されたりする可能性が増える。
このスコストを使う場合は、一人では動かず、なるべく他の味方と一緒に動くようにしよう。わずかではあるが、敵の狙いを迷わせる隙が生じるため、その間に攻撃して倒すことが可能だ。
エアパトロール(必要スコア:2400) 【オススメ度:★★】
敵が出した航空系スコストを1発で撃墜する飛行部隊を出す。偵察機、カウンター偵察機、戦闘ヘリ、ヘリガンナーなんにでも効果がある。ナパーム爆撃や巡航ミサイルには効果なしなので注意。クールダウン時間は0秒。
「戦闘ヘリ」や「ヘリガンナー」等の強力な航空スコアストリークを即座に破壊できる。1機で複数の航空スコストをまとめて撃破できる威力も持つ。航空スコストを出されると状況が一気に不利になるが、そうなっても即座に無効化できる点は魅力的。野良プレイなら、とりあえず忍ばせておくだけでも保険になり、非常にありがたい。
ただし、あくまで「エアパトロール」を出したときに出ている敵の航空スコアストリークを対象にするため、「エアパトロール」を出して数秒してから敵が別の航空スコアストリークを出してきたら、それは撃退できない。
また、偵察機やカウンター偵察機等を複数出されている時や、高スコストを出されている時等に使わないと真の効果が発揮できないので、使用タイミングをちゃんと計る必要があるスコストでもある。
野良プレイなら入れておくと効果的。パーティを組んでいるなら、味方と相談してスコスト枠の割り振りを決めると良いだろう。
ナパーム爆撃(必要スコア:2500) 【オススメ度:★★】
プレイヤーにて爆撃地点を指定後、上空から爆撃を行う。爆撃地点にはしばらくの間炎が残り、炎の中を通過した敵には火炎ダメージを与える。クールダウン時間は30秒。
爆撃範囲はかなり狭め、かつ屋内の敵にはダメージを与えることができない。爆撃前には敵にアナウンスが入るため、その間に屋内に逃げ込まれてしまうこともしばしば。
攻撃用としてより、オブジェクトルールで敵にポイントを取られたくないときに妨害用として使うのが一般的だ。
なお、屋内にいたとしても、扉のすぐ近くなどにいる場合は爆風の範囲内と判定されてしまうため注意しよう。
ハンドキャノン(必要スコア:2800) 【オススメ度:★★】
どの距離、どの個所を撃っても、敵を1発で倒せる強力な弾が10発入ったハンドガンを持つ。このスコストでキルした場合は、通常武器でのキルと同様連キル計算されるので、高スコストを狙いやすくなる。クールダウン時間は90秒。
特殊武器のクロスボウ「R1 Shadowhunter」と同じで、本当に、どの距離どの個所撃っても1発だ。弾速もSRレベルで早いので、偏差を考えて撃つ必要はまずない。また、その威力はスコストに対しても有効で、偵察機、カウンター偵察機、セントリーターレットは1発で破壊可能、戦闘ヘリですら2発で鎮められる。
貫通力も十分で、LMGが抜ける壁であれば大体貫通キル可能だ。
アイアンサイトはハンドガンらしく見やすく、敵を見失うことはまずない。
ただし、気を付ける点が2つ。1つ目は、エイム速度が若干ながら遅い点。さすがにLMGレベルに遅くはないが、ハンドルを付けていないARくらいのエイム速度なので、ほんとに気持ちレベルだがエイムが遅いので注意。2つ目は、ファイアレートが「Magnum」レベルで、1発外すとかなり危なくなる点。ちゃんと狙ってから引き金を引かないと、逆にこっちがやられかねない。
「HGを使用しても敵をキルできるよ」という人であれば十分使えるが、「フルオート武器じゃないと扱えないです…」というエイムに自信が無い人は使わないほうが無難だろう。総じて中上級者向けのスコストといえる。
砲撃(必要スコア:3000) 【オススメ度:★★】
パネルで3か所を指定後、指定した場所へ順番に上空から砲撃を落とす。砲撃の周囲にいる敵は1発ダウンだ。敵が室内に籠っていても、入り口目掛けて落とせば室内にも爆風が広がってくれる。クールダウン時間は30秒。
攻撃範囲をマップ全体から3箇所も任意で指定でき、威力も範囲も充分あるため、強力なスコスト。ポイントに籠る敵も、屋外で動き回る敵も、どんな敵も攻撃できる汎用性の高さは高評価できる。
ただし、砲撃地点を指定している間、敵にはその旨のアナウンスが流れるため、砲撃前に屋内に投げ込まれてしまいがち。
よって、攻撃用としてより、オブジェクトルールで敵にポイントを取られたくないときに妨害用として使うのが一般的だ。
ちなみに、3発使いきるまではずっと使用できるので、1発撃って止めて、また1発撃って止めて、というトリッキーな戦い方も可能だ。
巡航ミサイル(必要スコア:3500) 【オススメ度:★★★】
使用すると、効果するミサイル視点の画面に切り替わる。中心の四角いレティクルを、敵を示す赤い四角に合わせると、敵を狙うミサイルを最大2つ発射する。最後は自分が操作するミサイル本体を落として攻撃する。クールダウン時間は90秒。
落とすポイントを選ぶだけである「砲撃」とは異なり、リアルタイムで表示される敵に合わせて爆撃地点を決められるため、より確実に敵を攻撃できる。爆撃範囲もも広く、敵が密集しているところに撃ち込めば、ミサイル1発で複数人倒すことが可能だ。
室内に逃げ込まれると効果がないが、屋外が多いマップであれば非常に強力なスコストなため、かなりオススメできる。
リチャージ時間が90秒と長いことだけネックで、1試合中に2回出すのは至難の技。もっと連続でスコストを出したい、という場合は、「ナパーム爆撃」や「砲撃」等を採用した方がよい。
戦闘ヘリ(必要スコア:3800) 【オススメ度:★★】
自動で動き、敵を攻撃するヘリを呼び出すスコスト。ヘリの攻撃力はかなり高い。クールダウン時間は60秒。
「SATELLITE」のような屋外が多いマップでは高い制圧力を持つ航空系スコスト。自分自身は「戦闘ヘリ」とは別に動けるため、屋外は「戦闘ヘリ」、室内は自分自身で制圧することで、フィールド全体を支配することが可能だ。
ただし、室内が多いマップではほぼ機能しない。また自分で操作できないため、思った通りの場所に動いてくれない点がネック。パーク「コールドブラッド」を装備している敵は一切狙わないのも残念な点だ。さらにヘリの耐久力は低めで、LMGの攻撃ですぐに撃墜されてしまう。
中、上級者が数人いるマッチでは、活躍の機会がほぼ無いまま撃墜されることがほとんどだろう。
ウォーマシーン(必要スコア:4000) 【オススメ度:★★★】
12発撃つことのできるグレネードランチャー。連射速度もかなり早い。建物の中に籠る敵も爆発で一掃できる。爆撃範囲や威力は普通のグレネードと同じくらい。パーク「フラッグジャケット」を装備している敵には2発当てないと倒れないため注意。クールダウン時間は60秒。
場所を問わずに使用できる万能スコスト。かつこの攻撃で倒すと連続撃破扱いになるため、高スコアストリークを出すための布石にもなる。移動速度もSMG並みに速く、機動力をいかして強襲を仕掛けられる点も魅力的だ。
自分自身の能力が強化されるわけではないので、先に攻撃されたら普通に撃ち負けてしまう。無駄使いで終わらないように注意しよう。
機銃掃射(必要スコア:5000) 【オススメ度:★】
2機の戦闘機を呼び、指定したポイントを、約1分間の間に4回に分けて爆撃する。攻撃時には、「エアパトロール」と同様に敵の航空スコストも合わせて撃墜してくれる。クールダウン時間は30秒。
地上を攻撃する能力は、間隔を開けて4回しか攻撃しない点や、攻撃範囲があまり広くない点から、敵を倒す目的で使うには少し難がある。
このスコストは、自Tmの有利をより確実なものにする時に真価を発揮する。爆撃地点は敵にはわからないので、「機銃掃射」が出た時点で敵は屋外に出るのにためらいが生まれるし、爆撃個所がわかってもそこを通過することができなくなる。反撃しようと航空スコストを出しても、すぐに落とされてしまう。
ただし、必要ポイントが5000と高い上、撃墜の機会も含めて攻撃が4回しかないのは痛い。また、地上スコストには「RC-XD」や「ウォーマシーン」、「デスマシーン」等の優秀なものも多く、それらを完封することはできないので、完全ロックは不可能だ。
フルパーティを組み、誰かひとりが制圧用に持っておく、という分にはいいだろうが、野良プレイの場合は積極採用する必要はない。似たような航空制圧効果を持つ「エアパトロール」の方が効果的だ。
H.A.R.P.(必要スコア:6000) 【オススメ度:★★】
上空に、敵の位置と向いている方向をミニマップに常時表示する偵察機を配置する。「H.A.R.P.」を出したプレイヤーとチームメンバー全員にこの効果が適用される。効果時間は30秒。クールダウン時間は60秒。
「偵察機」の上位互換。偵察機は敵がいる場所を一定周期に表示するだけであったが、こちらは常時赤点表示かつ向いている方向までわかるため、決め撃ちから裏どりまで何でもできてしまう。撃墜しようにもランチャー5発分が必要となるため、これを出された側は、「エアパトロール」でも使わない限りもはやどうしようもない。
注意点として、「カウンター偵察機」を出されるとミニマップ自体が使えなくなってしまう。わかっているプレイヤーなら、「H.A.R.P.」を予見して「カウンター偵察機」を忍ばせておく場合があるので、そうなったら即座に「カウンター偵察機」を撃破しよう。
また、非常に強力な面、必要スコアが6000と結構高め。6000スコアを定期的に出せるような腕前が無いと、使うタイミングなく終わってしまうことが多いので、採用するかどうかは自分の腕前と相談しよう。
V.T.O.L.エスコート(必要スコア:6200) 【オススメ度:★★★】
戦闘機に乗り込み、自分で機体の操作から攻撃まで行うようになる。攻撃方法は機関銃とミサイルの2種。機体は前後左右上下と全方向に移動が可能。クールダウン時間は90秒。
高スコストの中では一番オススメできる強力なスコスト。パーク「フラッグジャケット」を装備していない敵であれば、機関銃を数発当てるだけでダウンできる。ミサイルは直撃すればどんな敵でもダウン可能で、窓やドアから室内に撃ち込むことまで可能だ。
何より、自分で自由に戦闘機を操作できるため、敵の動きに合わせた戦いができる点が強力だ。地上の味方と息を合わせればリスハメまで可能である。
耐久力は非常に低く、ランチャー攻撃1発で撃墜されてしまう。攻撃が飛んでくるときは独特のアラーム音が鳴り続けるため、その音が鳴ったらランチャーが飛んでくる場所を確認し、戦闘機を動かして回避しよう。
ヘリガンナー 【オススメ度:★】
呼び出すと、コンピュータが動かす戦闘ヘリに乗り込み、付属のガトリングガンを操作して空から攻撃を行う。クールダウン時間は60秒。
ガトリングガンの威力は非常に高いのだが、いかんせん自分でヘリを操作できないのがキツイ。「この方向から攻撃したい」と思っても、ヘリ自体が全然違うところに移動してしまうこともザラ。
また、そもそも必要なスコア数自体が非常に高く、このスコストを出すこと自体が非常に難しい。
総じてあまりオススメはできない。
ガンシップ(必要スコア:10000) 【オススメ度:★】
呼び出すと、超上空に配置されたガンシップに乗り込む。ガンシップからは機関銃、ミサイル、砲撃の3種類を出すことが可能で、それぞれの攻撃を切り替えながら戦うことが可能。クールダウン時間は90秒。
3つの攻撃手段はどれも超強力で、屋外をちょっとでも走ったら即座に撃ち抜かれてしまう。屋内に籠っても、ミサイルの爆撃範囲が広いため、窓やドアから室内に撃ち込めば籠っている敵を攻撃することも可能だ。他の航空系ストリークとは異なり、ランチャー等で撃墜することもできないため、まさに安全圏から一方的に攻撃することが可能だ。
ただし、いかんせん必要スコアが高すぎる。10000スコアを叩きだせるマップやゲームモードはかなり限られており、持ち込んでも出せずにゲーム終了することがほとんど。腐ってしまうくらいなら、実現性の高い他スコストを持ち込んだ方が良いため、総じてオススメはできない。
◆スコアストリークの構成案
【案1】高回転スコスト
必要スコアが低いながらも強力なスコストを中心に集めた構成。
攻撃用の「RC-XD」、索敵用の「偵察機」、妨害用の「カウンター偵察機」とちゃんと役目が分かれており、どれを使ってもチームの勝利に貢献できる。必要スコアが少ないので、初心者におすすめな構成だ。
【案2】攻撃系スコスト
上空からの攻撃により、撃破数を稼ぐことをメインにした構成。
「ナパーム爆撃」、「砲撃」、「巡航ミサイル」という強力な航空スコストを使うことで、上手くいけば大量のスコアが獲得可能だ。屋外での戦闘が多いマップであれば圧倒的な制圧力を発揮できる。
屋内が多いマップではあまり活躍が見込めないので、そこは注意してほしい。
【案3】制圧系スコスト
高スコスト「V.T.O.L.エスコート」を呼び出し、地上の制圧を図ることを目的とした構成。「V.T.O.L.エスコート」を出すための布石として「ウォーマシーン」を採用し、連続ダウンによる連続スコア獲得を目指す。上級者向けのスコスト構成である。
起点となる「ウォーマシーン」を素早く出すことが目的のため、「偵察機」を採用して敵をたくさん倒せるようにしている。
◆まとめ
今作のスコストは強力なものとそうでもないものがはっきりと分かれている。また、マップによっては、折角出しても十分な効果を発揮せず、腐ってしまう可能性もある。
どんなゲームルールなのか、どんなマップなのか、しっかりと見極めた上で、どのスコストを持ち込むか決定しよう。
では!