今回は、COD BOCWのゲームモード「Contorol」を始めたばかり、という初心者を対象に、どのようなことに意識して立ち回るべきなのか、を紹介する。
チーデスやドミネ等の有名モードは触ったことあるものの、「Contorol」というモードは名前すら知らない、というプレイヤーも結構いるのではないか?
実は「Contorol」は、CODBOCW のリーグマッチのゲームモードの1つとして選ばれているほどの、非常に戦略性のある面白いモードなのである。
どんなゲームモードなのか、勝つためには何を意識して立ち回ればよいのか、まだあまりわからない…という初心者は、本記事を参考にして、立ち回り方の参考にしてほしい。
◆Contorolのゲームルール
攻撃側と防衛側に分かれ、両方の立場を交互に入れ替えながら戦うラウンド性のゲームモードだ。先に3ラウンド確保したチームの勝利となる。
攻撃側、防衛側それぞれの勝利条件は以下の通り。
- 攻撃側:マップに用意された2つの拠点を、制限時間内に確保する
- 防衛側:マップに用意された2つの拠点を、制限時間まで取られないよう守り抜く
- 攻撃/防衛共通:両チームに用意されたライフ30個を先に0にする
拠点の奪取や防衛に躍起になり、立ち回りが荒くなると、チームのライフがどんどん削られるため、敗北に近づいていってしまう。かといって慎重に動きすぎると、制限時間を迎えたり、拠点を2つとも取られたりして敗北してしまう。
チーム全体が、なるべく敵に倒されることなく目的を達成するよう、連携をとって戦うことが求められるため、中級者か上級者向けのゲームモードだ。
プロチームですら勝利が難しい、とも言われるモードである。
◆Contorolの立ち回り方
自チームの目的を達成するよう動く
前述の通り、勝利条件は2種類存在する。中でも、「先に敵のライフを30個削る」という勝利条件は、あまりチームとしての連携は求められず、各プレイヤーが個別に動いてしまっても問題ないように感じる。
しかし、これを思って個人個人が勝手に動き回ると、途端にチーム内の連携が崩壊し、先に敵の勝利条件(拠点確保や時間切れまで防衛)が達成できてしまう可能性が上がる。
自分の腕前に自信があったとしても、ちゃんと「今のチームの勝利条件は何か」を意識し、それに合った行動をするように心がけよう。30個のライフを削ることによる勝利は、その延長線上にあるだけ、と捉えよう。
マップごとの攻めやすい/守りやすい拠点を把握する
コントロールは基本的に防衛側が有利なルールであるが、その中でも攻撃側が取りやすい拠点と、防衛側が守りやすい拠点とで、拠点ごとにちゃんと差がつけられている。
各マップで、どのポイントが攻撃側/防衛側に有利なのか把握し、両方の立場に立った時に即座に行動指針を立てられるようにしたい。
マップごとのポイント一覧をまとめた記事を作成しているので、参考にしてほしい。
【攻撃側】チームの動き方を統一させ、片方ずつ攻略する
攻撃側には制限時間が設けられている分、防衛側より多少不利だ。そのため、チームとしての動き方を、ラウンド開始時に意識合わせしておく必要がある。
中でも、「Contorol」は拠点内に入っている味方の数が多いほど、確保スピードが上がるルールになっているため、攻め込む際はみんなで1つの拠点を攻めたほうが効率的である。
野良の場合は、ボイスチャットがないと意思疎通を図るのが難しいが、ラウンド開始時にピンを刺して「自分はこっちに動く」という意思表示をするだけでも、味方はどう動こうか考えやすいため、積極的に使っていこう。
【攻撃側】時間が無くなりそうなら、両サイドを攻める
1つの拠点を集中攻撃した方が効率的、という話をしたが、それは敵も同じこと。片方の拠点しか狙ってこないことがわかれば、その拠点を集中的に防衛しに来るだろう。
どうしても敵の牙城を崩すことができない、と判断した場合は、プレイヤーの1人か2人が、もう片方の拠点まで回り込み、同時確保を狙おう。防衛側の戦力が分散され、最初に攻め込む予定だった拠点の防衛に穴が開くため、その隙をついて拠点確保するように動こう。
【防衛側】攻撃側の動きに合わせる
防衛側は、基本的に攻撃側の動きに合わせることがメインになる。大体は、攻撃側にとって確保しやすい拠点から先に確保するよう動くため、攻撃側が取りやすい拠点をまず防衛し、敵の戦力がどれくらい集中しているのか判断して、もう片方の拠点まで防衛の目を広げるのか判断しよう。
大体、6人中4人が片方の拠点によっている場合は、そちら側の拠点を集中的に防衛するように動いて問題ない。
【防衛側】片側拠点が落とされそうなら諦める
攻撃側に片方の拠点を落とされそうになった際、最後の最後まで抵抗しようとするのは避けた方が無難だ。残る拠点を防衛する布陣が築けず、攻撃側の侵攻を許すだけでなく、拠点を奪い返そうと慌てて向かうことで冷静さを失い、そのままやられてしまって防衛側のライフをどんどん削っていってしまう可能性がある。
拠点2つより、拠点1つを守ったほうが守りやすいのは確実。1つ目が取られそうになったら即座に諦め、残りの拠点の防衛に徹しよう。
諦めの判断ポイントは、3段階ある拠点侵攻バーのうち、3本のバーが半分を超えたタイミングを目安にしよう。
◆まとめ
最近のCOD作品で追加されたモードである「コントロール」。ライフありの緊張感のあるオブジェクトルールであり、チームとしての連携がかなり試されるルールである。
連携が取れて勝てた時の嬉しさは人一倍だ。まだ未経験のプレイヤーはぜひともプレイしてみてほしい。
では!