今回は、COD BOCWでボット撃ちをするに当たり、どんな設定がオススメか、どんな練習方法がオススメか、といったことについてまとめてみた。
プロプレイヤーも毎日欠かさず実施するという「ボット撃ち」。野球でいう素振り、サッカーでいうリフティングのようなもので、エイムの基礎練にはもってこいのモードである。
エイム力がなく、中々敵に弾を当てられなくて困っている、という人は、日々ボット撃ちをやってみよう!と言いたいところだが、ただ漫然とやっても効果は薄い。
そこで、私がこれまでやっていて「効果あるな」と感じた練習方法をまとめてみたので、ボット撃ちのやり方に悩んでいる人は是非参考にしてほしい。
◆ボット撃ちの種類
CoD BOCWでは、ボット撃ちの始め方が2種類ある。一つはゲームモードにそのまま「VSボット」と書いてあるモードを使用する方法。もう一つは「カスタムゲーム」を使用する方法だ。
「VSボット」は、ゲームルール、マップ、ボットの強さを設定するだけで、すぐにボット撃ちが始められる簡単設定モード。細かな設定はできないので、「こういった設定で練習したい!」といった柔軟性は無いが、すぐさま始められるお手軽さがある。
マルチプレイをやったことが無い、という人は、まずこのモードで練習してみるのがオススメだ。
「カスタムゲーム」は、ボットの参加人数、味方への誤射ダメージの有無、スコアストリークの使用有無など、細かな設定ができるモード。キャラの体力を最大200まで上げることができたり、試合の完了条件をいじってほぼ無制限に戦えたり、細かな条件でボット撃ちができるため、本格的にボット撃ちをしたい場合はこのモードを利用することになる。本記事では、「カスタムゲーム」を使用する前提で記述していく。
なお、カスタムモードは、ボット撃ち以外にも、フレンドと集まって特定モードの練習をしたり、大会を開催する際にも使用したりするため、何回か触ってみて、使い方を覚えておくことをオススメする。
◆ボット撃ちの始め方
カスタムモードでの操作方法
カスタムモードを起動すると、こんな画面になる。
ボット撃ちをする際は、左側に並ぶ5つの項目を選択していく必要がある。それぞれの内容を説明しよう。
マッチ開始
その名の通り、このボタンを押せばゲームが始まる。準備ができたら押そう。
マップを変更
ゲームに使うマップを選択する。なお、特定のマップは何故かボットを入れることができないため注意。
モード変更
チーデスやドミネなどのゲームルールを設定する。自分が過去に作ったオリジナルゲームルール設定を再度選ぶのもここで行う。
ゲームルールの編集
体力設定やフレンドリーファイア有無、マッチ時間、マッチ終了条件などの細かな設定をいじる。
ボットとプレイヤー
ボットの追加や削除、チームメンバーの振り分けを行う。ボットの強さの変更もここで行う。
ボット撃ちの設定
ボット撃ちを始める際は、最低限以下の設定を行おう。
- ゲームルール:FreeForAll
- ゲームセット:1000
- 制限時間:30分
- ボットの強さ:ルーキー
- マップ:撃ち合う数をこなすなら「Nuke Town」、中距離練習もしたいなら「CheckMate」
これで、1000キル達成するか、30分立つまでは試合が終わらなくなるため、長時間に渡ってボット撃ちを続けられる上、ボットの反撃でやられてしまってテンポが乱れる、といったことがなくなる。
なお、作成したゲームルールは、最大10個まで保存が可能。保存したゲームルールは「モード変更」から選ぶことができるため、一度作成してしまえば、いちいち改めて設定し直す必要は無い。
◆ボット撃ちの練習方法
基本は初弾当て、追いエイム、継続移動を意識
いざ始まったボット撃ち。使う武器やアタッチメントはなんでも良く、自分が練習したいものを選んで問題ないが、パーク「スカベンジャー」だけは装備しておこう。
ただし、漫然と撃つだけでは大した練習にはならない。ボット撃ちをやる時には、基本的に以下3つを順番に意識しよう。
- 初弾をしっかり当てる
- 敵を倒すまでエイムし続ける
- 敵を待たず、常に動き続ける
FPSでは初弾をちゃんと当てられるかどうか、が1番大事と言っても過言では無い。ボット撃ちをする際には、とにかく最初の1発を当てるにはどうすれば良いか、を考えてボットを狙おう。
初弾を当てることができたら、次は追いエイムの練習だ。CoDBOCWでは、大体の武器がキルするまでに5発当てる必要がある。初弾を当ててから5発分、ちゃんと狙い続けることができるか、撃つ最中にエイムが明後日の方向に行ってないか、を考えて撃とう。
上記2つを、初めは立ち止まって行い、ちゃんとエイムを合わせる練習をしよう。慣れてきたら今度は、自分が常に動き回りながら、撃つ時も横歩きしながら、初弾当てと追いエイムができるか、練習していこう。
目的にあったカスタム設定を!
「自分は追いエイムが苦手だな」と感じているなら、敵の体力を200にし、長い間当てないと敵を倒せないようにすれば、自然と追いエイムの練習になる。
他には、「常に銃口が足元を向いてしまっていて撃ち負けるな」と感じているなら、ヘッドショットのみ有効とし、ヘッドラインを狙って撃たないと当たり判定が出ないようにするのもおすすめだ。
また、オプション設定以外にも、使用する武器を変えることで特定スキルの練習ができる。
腰撃ち精度を上げたい場合は、「R1 SHADOWHUNTER CROSSBOW」を選び、常に動きながら腰撃ちで狙うと良い。「クロスボウ」は腰撃ち精度が非常に良く、ほぼレティクルが示す通りに矢が飛んでくれるので、腰撃ちの状態でレティクルが合わせられているか確認するにはもってこいの武器だ。
ADS時の初弾を当てる練習がしたいなら、SRの「Pelington 703」を使用するのがオススメ。胸より上を初弾から当てることができれば1発でボットを倒せるので、エイムが明後日の方向に向いていないか確認できる。
サイトは標準搭載の高倍率スコープを使っても良いが、自分がよく使うサイトを装備して練習するのが1番良いだろう。
自分がどの分野を練習したいか考え、それにあった追加オプションや武器を組み入れていこう。
練習終わりにはシアターで確認
CoDには「シアター」という、直近20試合の記録を自動保存し、好きに見ることができるモードがある。一通り練習したら、シアターモードで自分の動きを確認し、どんなクセがついているのか振り返ると良い。
なお、シアターモードは通常のマルチプレイのデータも保存してくれるので、マルチプレイの振り返りにも役立つ。
シアターモードの使い方は別記事にまとめているので、詳しくはこちらを見てほしい。
◆まとめ
エイム力の基礎を作るボット撃ち。ちゃんとやるのとやらないのとでは、天と地ほどの差が出る。
本記事で紹介したやり方を参考に、是非ボット撃ちを行い、エイム力の悩みから解放されよう!
では!