今回は、「Call of Duty Black Ops Cold War」に登場する武器「バリスティックナイフ」を触ってみた感想をまとめてみた。
◆バリスティックナイフの使用感
投擲武器と近接武器のハイブリッド!としたかったのだろうが…強い点もあるが、個人的にはこの武器をわざわざ持つ必要はないのかな…と感じてしまった。至近距離、中距離どれも1発キルできるのは確かに魅力的ではあるが…うん…誰にでもオススメ!と言えるような武器ではないのは確実だろう。
この武器は、L2で通常の近接武器のようにナイフを振り、R2でナイフの刃を前方に発射する遠距離攻撃が可能となる。発射した刃は、落下地点を通過すれば自動で回収する。全部で3本分発射できる。ナイフを振って当てた場合も、刃を飛ばして当てた場合も、どちらも必ず1発キルとなる。
L2による近接攻撃は、いわゆる近接武器の「ナイフ」と全く同じ射程距離や速度を持つ。「ナイフ」の射程距離は短く、この武器もかなり敵のそばまで近付いてから使用しないと当たってくれない。
R2による刃の投擲攻撃は、ゆるい放物線を描いて刃が飛ぶ。25mくらいの距離の敵なら、そこまで上下偏差を考えなくてもちゃんと当たってくれる。
近接攻撃、投擲攻撃は素早く切り替え可能なので、敵2人に囲まれても、近距離の敵を近接攻撃で倒し、すぐさま遠距離の敵を投擲攻撃で倒す、といった、映画の主人公さながらな動きもできたりする。
ただし、中々痛い弱点が3つほどある。
一つ目は、ダッシュ後射撃速度が遅く、ボタンを押してから刃を発射するまでに0.4秒ほどかかる点。せっかく敵を照準に抑えてR2を押したのに、実際に刃が飛んだ時には敵が別の場所に移動していたり、敵の方が早く武器を撃ち始めてそのままこっちが先にやられてしまう、といった事態になりやすい。
二つ目は、弾速が少し遅めな点。せっかく25mもの射程距離があっても、中距離の敵を狙う際は上手く刃が当たってくれない場合もちらほら。
三つ目は、トロフィーに引っかかってしまう点。建物内に籠る敵目掛けて使おうとしても、トロフィーを置かれていたら無効化されてしまうので、せっかくの「投擲できる近接武器」の魅力が無くなってしまう。
結局近距離戦でしか使わなくなるため、それならリーサル「トマホーク」の方が使いやすいともいえるだろう。
◆バリスティックナイフの解放方法
この武器は初めから使うことはできない。マルチプレイであればやられずにワンショットワンキルと近接キルを異なる15マッチで達成で取得、ゾンビモードであればエピックまたはレジェンドの特殊および近接武器で敵を300体倒すことで取得できる。
私はSRの練習や近接武器の使用感確認がしたかったので、マルチプレイで取得した。やられずに特定のキル方法を1回ずつやる必要があり、若干難易度は高めなものの、チームデスマッチを使用すればそこまで達成が難しいものではないので、解除したい人はチーデスに籠ろう。
◆まとめ
解放の難易度が高めなわりに、たいして強力でもない残念な武器である「バリスティックナイフ」。他の特殊武器は、デメリットもあるものの、他の武器にはない強力な側面があるが、この武器はあんまりパッとしない…あまりオススメはしないが、一撃キルの近接攻撃と遠距離攻撃の両面ができる点に魅力を大きく感じているのであれば使ってみても良いだろう。
では!

【PS4】コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー 【Amazon.co.jp限定】アンサー コントローラー用オリジナルカラーアナログスティックグリップ 付
- 発売日: 2020/11/13
- メディア: Video Game