今回は、Apex Legendsでジャンプマスターになった時の良い降り方について、自分の経験をもとにまとめてみた。
ジャンプマスター…初動の明暗を分ける最重要要素といっても過言ではない。自分がやるのは怖いので、すぐ他プレイヤーに譲渡してないだろうか。
それは非常に勿体ない。譲渡してばかりでは一向に成長できないし、味方がおかしな場所に降りても、譲渡したのであれば何も文句言えない。また、ダイヤ以上の高ランクを目指したいなら、ジャンプマスターを主体的にやるのはもはや必須と言って良い。
「でも、どこに降りればいいか、どうやって降りればいいかわからない…」という人向けに、本記事では、降りる場所の考え方と、降り方についてまとめていこう。
◆降下位置の考え方
他部隊と降りる場所が被らないのが最重要事項である。そのためには、他部隊がどこに向かおうとしているのか、しっかり把握した上で降りる場所を決めるべきだ。
では、どうやって他部隊の動きを見るのか。私がやっているやり方をまとめる。
降下場所の決め方
1.ドロップジップの進む道と、周囲の拠点を把握する
まずは下準備。降下のカウントダウン中に、ドロップシップの進む道と、その周囲にある地名付きの拠点を抑え、降りる候補地点を把握しよう。
2.後ろを向き、敵部隊の進む先を確認
「降下が可能になった」といってすぐに降りてはいけない。まず他部隊の動きを見て、向かっていない拠点がどこか把握する必要がある。
そのため、降下可能になったらドロップジップの進む方向とは反対側を向こう。こうすれば、敵部隊がどの方向に何部隊くらい向かったのか、敵部隊の降下軌道を見れば一目でわかる。これをもとに、敵が降りていない地点の洗い出しを行おう。
大量の敵部隊が一気に降りた場合は、それぞれの部隊の進む先を詳細把握する必要はない。右側、左側のどちらか、ドロップシップ近くの拠点か、遠い拠点か、程度のざっくりでよいので、敵が向かってなさそうな場所を把握しよう。
3.敵部隊が向かってない地点を定め降下開始
敵の降下先がわかったらいよいよ降下開始。「自分達はどこに降りようか…」と迷っている時間が勿体ないので、
- 降下軌道から、敵部隊が向かっていない地点はここだな
- ドロップシップに残ってる他部隊は降りるのを迷ってるな
と判断した段階ですぐに降り始めよう。
この時、降りる前に目的地にピンを刺すのはやめよう。ピンを刺して、味方に降りる場所を知らせている間に、他の敵部隊がどんどん降り始める。降り場を決めたらまず降下開始し、降りながら降下予定地にピンを刺そう。
5.自分も軽く周囲を見渡す
降りている最中にL2ボタンを押しながら右スティックを回せば、降下方向を変えずに周囲を見ることができる。味方に偵察をお任せするのではなく、自分でもある程度周囲を見て、敵部隊と被ってないか確認しよう。
こんな時どうしたら?
降り始めてから敵部隊と初動被りが発覚した!
L2を押して周囲を確認し、近くの別拠点が空いていたらそっちへシフトしよう。別拠点が無い、または別拠点にまた別の敵が向かっていた場合は、そのまま降下し続けて良いが、降り先まで完全に被らないよう、ばらけて降りるように導いて欲しい。
他部隊がどんどん降りて降り場が決められない…
敵部隊がどんどん降りているなら、自分たちが今慌てて降りる必要はあまり無い。最後15人くらいまで残り続け、残りの地点で降りられる候補地を決めよう。敵部隊がどこに降りたのか、しっかり確認しておけば、後降りしたとしても敵が下りていない場所を選んで降りることができる。
ただし、ワールズエッジなど、名称付き拠点の距離が離れているようなマップでは、降りるのを渋り過ぎると全部の拠点を敵部隊に取られてしまう場合もある。可能なら最後まで残ることはせず、早めに降下を開始したい。
敵部隊が全然降りないんだが…
降下可能になってから2秒ほど、敵部隊全員が降りないなら、こちらから即降りしよう。降り先には、なるべく近い降下地点を選び、そこ目掛けて最速で降りると、意外と敵部隊と被らないのでおすすめだ。
◆降下方法
1.最速降り
その名の通り、最も早く効率的な方法で降りる手段だ。Apexは、地面に対して斜め45度(厳密にははかってないがおそらくそれくらい)よりも降下角度を大きくすると、速度減速することなく降りることができる。これを利用して降りる方法だ。
最速降りをする場合は、目的地との距離が大体500メートルほどになったタイミングで降りるのが良い。それよりも短いと、500メートルのタイミングで降りたプレイヤーの方が早く着いてしまう。長いと、今度は降下速度が遅くなってしまう。ひとまず500メートルを基準として考えておこう。
2.波降り
ウェーブ降りとも言われる方法で、遠くの目的地まで行きたい場合に使用する方法だ。目的地の標高にもよるが、上手くいけば最長1100メートルくらいまでの距離を移動できる。
波降りのやり方は簡単。
- 降下後は大きく斜め前に降下し、落下速度を145m/sまで上げる
- 降下角度を緩め、地面と並行になるようにする
- 135m/s近くまで速度が落ちたらまた斜め前に倒し、145m/sまで戻す
- これの繰り返し
これでOKだ。
進みたい距離やマップによって、140m/s前後を行き来すれば良いのか、135m/sを行き来すれば良いかが変わるので、ここは様々なマップをプレイし、「このマップは大体何mまでならこの速度で上手くいくな…」という感覚を掴もう。個人的には、ワールズエッジやキングスキャニオンでは、142〜136m/sを行き来すれば1000mを移動でき、オリンパスでは138〜134m/sで1000mの移動が可能であったように感じる。
◆まとめ
大きな責任が伴うのでみんなやりたがらないジャンプマスター。ただ、上位ランクに到達したいのであれば絶対にできるようになるべきだ。数をこなさなくては身につくものも身につかない。怖くても、何度も練習し、どのように降下地点を定めればよいか、しっかり身に着けよう。
では!