今回は、「Apex Legends」の「アリーナモード」をプレイする際にオススメなキャラを10体紹介する。
3v3のチームシューターモードである「アリーナモード」。バトロワモードとは違い、1試合中の戦術アビリティやアルティメットアビリティの使用回数が限られているため、使えるキャラと使えないキャラがはっきり分かれている印象である。
私が全キャラを使って何戦かプレイしてみて、「これはいつでもどこでも使える!」「プレイスキルによっては使える!」「パーティ限定かな…」と感じたキャラたちをまとめてみたので、アリーナモードで使うキャラに迷っている人は是非参考にしてほしい。
なお、シーズン9のデータを参考にしている。
◆「アリーナモード」のオススメキャラ
迷ったらコレ!
まずは、野良、パーティ、初心者、上級者問わず、選んでおけば腐ることの無いキャラApexLegendsを紹介する。
ブラッドハウンド
全アビリティがどれも強力で腐らない。自分だけでなく、味方にも敵の位置が分かるよう支援できるので、敵の見ていない方向から奇襲を仕掛けたり、孤立している敵の存在を炙り出して叩いたり…やはり敵の位置がわかるというのは強力だ。アルティメットアビリティ「ハンティングビースト」を使えば長時間高速移動できるので、敵の撹乱もできる。どのアビリティを取っても超強力なので、迷ったらとりあえず使っておいて問題はないだろう。
ただし、戦術アビリティはショップ購入無しの場合、1ラウンド中1回しか使えない。また、アルティメットアビリティは1度使用すると2ラウンドの間使用できなくなる。無駄撃ちするのは良くないので、「ここぞ!」というタイミングで使用することを意識しよう。
ライフライン
アルティメットアビリティを使用することはほぼ無いが、パッシブアビリティと戦術アビリティが超優秀なので、是非使うべきキャラ。
アリーナモードは常に一対一なので、1人ダウンさせると敵が一気に近付いて来やすい。そんな時も、パッシブアビリティ「戦闘復活」により、戦力を失うことなく救助できる。また、戦術アビリティ「ヒールドローン」で回復アイテム数が制限されているアリーナモードでも素早く体力回復できるので、継続戦闘力が必然的に高くなる。敵にライフラインがいた場合は、まずライフラインを倒さないと、いつまでも復活してくるゾンビ部隊を相手にするようなものとなるほどだ。
戦闘能力は持たないので、あまり前に出過ぎるのはご法度。味方と足並みをそろえて立ち回るようにしよう。
ちなみに、マップ上のサプライボックスをライフラインで開けると、追加アイテムとしてシールドセルを4つ獲得できる。開封されたサプライボックスが合っても、ライフライン操作時は積極的に開けていこう。
バンガロール
パッシブアビリティ「駆け足」 が優秀。不意打ちや不利なポジションで敵に撃たれた場合に、素早く物陰まで逃げられるので生き残りやすい。どうしても逃げられなかったり、有利ポジションを取っている敵を一定時間無力化したかったり、という際には、1ラウンド中に2回までスモークを焚けるため、なおさら危機的状況を脱しやすい。
初心者が扱っても生き残りやすく、立ち回りしやすいためおすすめだ。
ただし、むやみやたらにスモークを焚き過ぎると味方にも迷惑だ。気をつけよう。
オクタン
パッシブ、戦術、アルティメット…全てのアビリティがマッチしており、超優秀なキャラ。
パッシブアビリティ「高速修復」により、多少無理な立ち回りをしても、シールド回復アイテムさえあればいくらでも移動できる。戦術アビリティ「興奮剤」やアルティメットアビリティ「ジャンプパッド」でフィールドを縦横無尽に駆け回ることで、敵の背後をついたり、味方の支援に向かったりできる。
ただし、調子に乗って敵陣に一気に突っ込み、袋叩きに合ってそのままやられる、といったパターンにはならないように。オクタンを使う際も慎重に立ち回り、攻め込むときにアビリティを使って一気に移動する、といったやり方を意識したい。
ローバ
アルティメットアビリティ「ブラックマーケットプティック」で、サプライボックスの中身を遠距離から安全に素早く入手できる点が超優秀だ。
サプライボックスには、フェニックスキットが1つ、医療キットが1つ、シールドバッテリーが2つ入っている。特にシールドバッテリーが超優秀で、これを手に入れられるかどうかで戦闘の優劣が付くといっても過言ではない。このシールドバッテリーを、ブラックマーケットを開けば敵よりも早く確実に入手できるため、一方的に有利な物資を入手できるのだ。ブラックマーケットの効果範囲も開く、マップのどこで展開しても、マップ上のサプライボックスすべてを開けられる点もありがたい。
更には、アルティメットアビリティ発動に必要な材料数が200と少ない上、一度使っても次のラウンドで使用できる稼働率の高さも評価できる。
戦術アビリティ「盗賊の相棒」も優秀で、ブレスレットを投げれば、遠くまで静かに一瞬で移動できるため、敵の虚を突く立ち回りがしやすいのも強力だ。
ただし、ブラックマーケットを配置する場所は注意した方がよい。ブラックマーケットを開くと、味方全員がブラックマーケットに集まってくる可能性がある。そうなると、味方のカバー範囲が一時的に非常に狭くなり、敵が先に有利なポジションを総取りしてしまう可能性がある。前線ちょっと手前に配置し、味方が集まっても即座にカバーに行ける場所に置くようにしよう。また、これはバグだろうが、時々ブラックマーケットからアイテムを入手しようとしても入手できない場合がある。その場合はすぐにブラックマーケット使用を諦めよう。
戦闘慣れしてるならコレ!
次に、一対一での戦闘に慣れていたり、戦況を見て立ち回りを柔軟に変えられるプレイヤーにオススメなキャラを紹介する。
パスファインダー
戦術アビリティ「グラップル」で、敵との距離を詰めたり、素早く逃げたり、孤立している敵に素早く近づいてダウンさせ、撤退したり、といった縦横無尽な立ち回りができる。ショップ購入無しでも3回も使える点も高評価だ。
また、アルティメットアビリティの「ジップライン」も地味に強力。長距離を素早く移動できる手段を作れるのは勿論だが、どちらかというとこのアビリティは、敵へプレッシャーをかけられる点が強み。「ジップラインで素早く詰めてこれるルートができた」というだけで、敵は警戒すべきポイントが増え、立ち回りの幅を制限できるのだ。
パッシブアビリティはもはや無いも同然なのは残念だが、戦術アビリティとアルティメットアビリティだけでも十分強力なので、戦闘経験値が豊富なプレイヤーは是非とも使ってみよう。
レイス
バトロワモードでも戦闘能力が高いキャラ。ヒットボックスが一番小さく、正面戦闘での被弾を回避できる点が強い。レレレ撃ちと組み合わせれば、撃ち合いに負けることはほぼなくなる。危なくなったら戦術アビリティ「虚空へ」により安全に撤退できる。
アルティメットアビリティ「ディメンジョンリフト」により、進撃や撤退の道を作ったり、裏取り用通路を秘密裏に構築したりと、味方のサポートができる点もよい。1回使っても、次のラウンドに再購入可能な点も評価できる
ただし、「虚空へ」の使用回数は基本的には1回のみ、「ディメンジョンリフト」の設置場所は実戦経験がないと判断が難しく、パッシブアビリティ「虚空からの声」はアリーナモードではあまり意味をなさない(一応、トラップの存在を検知できるが、相手の使うキャラがわかるアリーナモードではトラップはあってないものになってしまう)。総じて撃ち合い、立ち回り等、戦闘能力全体が高くないと全く役立たないキャラになってしまうので、完全に中上級者向けのキャラといえる。
ミラージュ
バトロワモードではあまり注目されることの無い(一部熱烈なファンがいると噂の)キャラだが、アリーナではかなり有能な能力を持っている。
戦術アビリティの「サイクアウト」、アルティメットアビリティの「パーティーライフ」により、敵のかく乱を得意とするミラージュは、特に1対1での戦闘能力に非常に長けている。スキルの使いどころだけ気を付ける必要があるが、ちょっと練習するだけで習得可能な点も効果的だ。
パッシブの「神出鬼没」も、無理やりにでも味方を蘇生し、戦力を増やす手段として非常に有効。敵がライフラインとセットで来たら、もういくらでも復活してくるので本当に厄介。
ただし、どのアビリティも、「ちゃんと敵を攻撃して倒せる力がある」前提に成り立つもの。ちゃんと1対1の戦闘を確実に決められる戦闘力がある人限定のキャラなので、「戦闘があまり得意ではないな…」という人は、あまり使うのはオススメしない。
ヴァルキリー
アリーナが追加されたシーズン9から参加のレジェンド。バトロワモードでも十分強いといわれているが、その強さはアリーナでも健在。
何よりも強いのが、やはりパッシブアビリティの「VTOLジェット」で自由に空を飛べる点。素早く高所に移動して味方のカバーに入ったり、ピンチの時に素早く屋根上に避難して回復したり…地上しか走れない他のキャラよりも、戦闘の幅が圧倒的に広がる。
また、味方が攻撃を仕掛ける際の起爆剤となるのが、戦術アビリティ「ミサイルスワーム」。敵を短時間マヒ状態にできる部分が強力で、オクタンやパスファインダー等、機動力の高いキャラと組み合わせれば、敵を一網打尽にできる。
ただし、このVTOLジェットによる飛行とミサイルスワームによる攻撃は、使う場所はちゃんと考えないといけない。空を飛ぶ速度は遅く、敵の目の前でただ浮遊していては、簡単に撃ち落とされてしまう。敵がいる位置がどこか、今いる場所から射線が通るのか、それらを総合的に判断してVTOLジェットを使うべきかどうか考えられる立ち回り力が求められるキャラだ。
パーティが組めるならコレ!
最後に、パーティを組んでいる時に効果的なキャラの紹介だ。野良プレイ時は味方との連携が取りづらく、若干活躍の機会が少ないので、あまりおすすめしない。
ジブラルタル
パッシブアビリティ「ガンシールド」「頑丈」のおかげでとにかく硬い。多少の被弾では大した問題にはならず、削り合いの戦いになれば、敵はジリ貧で負けていくことになる。また、戦術アビリティ「プロテクトドーム」を使えば、危機的状況になっても一時的に安全地帯を作れるので、チーム全体の体制を立ちなおせる。
ただし、横からの攻撃には弱い上、機動力を上げるアビリティが無いので、複数人から狙われればひとたまりもない。バトロワモードではよく見るアルティメットアビリティ「防衛爆撃」も、爆撃範囲が狭い上必要材料数も500と多く、1回使うと2ラウンド使えないので、頻繁には使えない。
ジブラルタルの強みを活かすには、やはり遠距離での削り合いが最適解。パーティを組み、カバーする方向や戦い方の意識を合わせることができれば十分強力だが、思った通りの連携がし辛い野良の場合、気付いたら味方が先行していたり、味方のカバーに追われて逆にこっちの体力が削られていったり、といった事態になりかねない。野良で使う場合は、味方の動きに極力こっちから合わせるような立ち回りを心がけよう。
◆まとめ
迷ったらとりあえず、
- ブラッドハウンド
- ライフライン
- バンガロール
- オクタン
- ローバ
のうちのどれかを使っておけばOK。これらのキャラの立ち回りを練習しておけばひとまずは間違いないだろう。この先のアプデや立ち回り研究の結果、使いやすいキャラが変わってきたら順次更新していきたい。
では!